シニアツアーを通して目指す鳩山町の未来

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2025.10.01

社会貢献活動

シニアツアーを通して目指す鳩山町の未来

長生きってかっこいい。
埼玉県1位の幸福度
開催概要

長生きってかっこいい。

コスモヘルス小塚崇史代表取締役社長

今後の鳩山町の方向性を伺いたいんですが、シニアの方の健康寿命をより一層延ばすのと、若い人がたくさん入ってくるっていうのを両軸でやってるんですよね。ここは優先順位はないんですか？

鳩山町小川知也町長

社会的に言えば「少子高齢化」。

高齢化は「高齢者を守っていかないといけない」という社会課題。少子化は「子どもを増やさないといけない」という社会課題。この2つが課題としてあります。

「少子高齢化」って1つのフレーズに聞こえますけど、2つの要素があるからこれをちゃんと改善しないといけない。両輪を回さないといけない。福祉面で言うと高齢者を守るためには、働く世代を増やさないといけない。子どもたちが未来の大人を支えるわけですから。この両軸は絶対に崩せないと思っています。

小塚

働く人が増えないと財源がないですもんね。

小川

これをちゃんと両立させないと、高齢の方々が「長生きしたい」って思えなくなっちゃうと思うんですよね。「自分が迷惑をかけてる」って思っちゃう人も中にはいる。でもそうじゃなくて、高齢の方々は今まで社会に貢献してきたんだからこそ、ゆっくり健康で活き活きとのびのびと暮らせる生活を保てるようにしたい。逆に子どもたちは「長生きってかっこいい」って思える町にしていきたいと思っています。そして子どもを増やしていく。そういう町の政策が必要ですよね。

埼玉県1位の幸福度

小川

鳩山町は全国の幸福度ランキングで2021年と2022年の2回、1位になりました。これは、埼玉県内ではなく全国での順位です。

小塚

全国、すごくないですか？

小川

2024年以降は全国1位は逃してしまったが、埼玉県内では1位を取り続けており今年も埼玉県内1位でした。今年も1位なのは、コスモヘルスカップがあったからという可能性もあると思います。満足度を上げるという意味で、イベントとプロのスポーツで夢を追える。夢を見つけられるような町だから、そのイメージがまた幸福度につながるのかなと思います。